「場としての劇場を考える」
■ 日 時:2012 年 7 月 14 日(土)18:00−21:00
■ 会 場:せんだいメディアテーク7F スタジオa
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ
■ 主 催:公益財団法人仙台市市民文化事業団
■ 企 画・制作:せんだい演劇工房10-BOX/森忠治(トライポッド)/せんだい舞台芸術復興支援センター(SPIC)/せんだいメディアテーク
連続シンポジウム「劇都仙台のこれから」#8
テーマ:「場としての劇場を考える」
▷ファシリテーター 森忠治(舞台芸術プロデューサー)
▷報告者 八巻寿文(せんだい演劇工房10-BOX 二代目工房長)
▷ゲスト 矢作勝義(『穂の国とよはし芸術劇場PLAT』事業制作チーフ)
ゲストに矢作勝義さんを迎え、新たな劇場の立ち上げに着手している経緯や、日本のなかでも早期に芸術監督制度を採り入れ、また学芸部の中にドラマターグを置くなど、先進的な取り組みを実践されてきた世田谷パブリックシアターの事例などを伺いながら、公共劇場の果たすべき役割やこれからの公共劇場がどこに向かうのかを考えていきます。
■ 矢作勝義(やはぎ まさよし) 世田谷パブリックシアター劇場部
1965年生まれ。東京都世田谷区出身。世田谷パブリックシアター 劇場部勤務。東京都立大学在学中から演劇活動を始める。その後、劇団主宰、演出、音響、制作、俳優として活動。
1998年4月、世田谷パブリックシアター広報宣伝担当として勤務。
その後、劇場のスケジュール管理や外部カンパニーの受入れ等を主に務めながら、主催公演の制作も務める。
03年「リア王」の悲劇、04年「狂言劇場その弐」、06年「エンドゲーム」、08~10年「日本語を読む」、「シアタートラムネクスト・ジェネレーション」など。
多摩美術大学映像演劇学科非常勤講師や芸団協ラウンドテーブルの進行役なども務める。
連続シンポジウム「劇都仙台のこれから」とは
せんだい演劇工房10-BOXの10周年を機に、これまでの劇都仙台をふりかえり、これからを展望します。 2011年にスタートし、2012年3月12日の最終回を予定しながら実施がかなわなかった2つのテーマ#7「戯曲賞+演劇プロデュース公演」#8「場としての劇場を考える」と最終回#9の3回を考えるテーブルとして開催します。
劇常茶飯事とは
劇場の日常は遊びゴコロとふしぎがいっぱい―。
若林区卸町にある「せんだい演劇工房10-BOX」は、2002年のオープンからとうとう10周年を迎えます。
劇常茶飯事は、満を持して!?10-BOXが卸町のホームタウンをたびたびとびだして、「せんだいメディアテーク」の〝考えるテーブル〟で、今気になっていること、私たちを取り巻く社会で起こっていること、文化のこと、舞台芸術のこと、演劇のこと、民俗芸能のこと…などなど、集うみなさんとフラットに語る〝寄合(よりあい)〟の場です。
河北新報社コミュニティサイト「ふらっと」
10-BOXブログ『劇常茶飯事』:http://flat.kahoku.co.jp/u/10-BOXengeki
劇都仙台:http://www.gekito.jp
劇常茶飯事 連続シンポジウム:劇都仙台のこれから #8「場としての劇場を考える」レポート
■ 日 時:2012 年 7 月 14 日(土)18:00−21:00■ 会 場:せんだいメディアテーク7F スタジオa
■ 主 催:せんだい演劇工房10-BOX/せんだいメディアテーク
連続シンポジウムとして2010年の8月から6回にわたり開催し、最終回2011年3月12日の開催を予定しながら叶わなかったテーマ「場としての劇場を考える」を開催しました。
最初に、ファシリテーター森忠治さんと、せんだい演劇工房二代目工房長やまきにより、これまでの連続シンポジウムの経緯にふれ、その後、平成9年にスタートした「劇都仙台」事業全体の歴史と、それに照らしあわせながら仙台における「劇場」の現状、そして、いままさに建設中のホールについてなどをその運営の状況なども含めて確認しました。
休憩をはさんだ後、現在まさに「劇場」を立ち上げ中の『穂の国とよはし芸術劇場PLAT』事業制作チーフである矢作勝義さんをゲストに迎えてのトークセッションを行いました。
矢作さんは、1998年4月、世田谷パブリックシアター広報担当として勤務し、その後、劇場のスケジュール管理や外部カンパニーの受入れ等を主に務めながら、主催公演の制作も務め、2012年3月末に世田谷パブリックシアターを退職されました。その後、今年の4月より愛知県豊橋市に移住し、2013年5月オープン予定の“穂の国とよはし芸術劇場PLAT”開館準備事務所にて勤務をされているとのことでした。
まさに、世田谷パブリックという劇場のことと、併せて、豊橋に立ち上げる劇場のことを併せてお伺いできる貴重な機会となりました。
「劇場・音楽堂の活性化に関する法律」も2012年6月27日、公布・施行となった今、地域における「劇場」の役目、「公共」とはなにか?「公益」とはなにか?そんなことを、みなでかんがえる場となったのではと思います。
報告:せんだい演劇工房10-BOX
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