考えるテーブル

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劇場茶飯事

「戯曲賞+演劇プロデュース公演」

■ 日 時:2012 年 6 月 24 日(日)14:00−17:00
■ 会 場:せんだいメディアテーク7F スタジオa
■ 参加無料 申込不要 直接会場へ
■ 主 催:公益財団法人仙台市市民文化事業団
■ 企画・制作:せんだい演劇工房10-BOX/森忠治(トライポッド)/せんだい舞台芸術復興支援センター(SPIC)/せんだいメディアテーク

連続シンポジウム「劇都仙台のこれから#7」

テーマ:「戯曲賞+演劇プロデュース公演」

これまで劇都仙台事業で行われてきた「仙台劇のまち戯曲賞」についてふりかえり、その後、1994年に開始してからこれまで18年間「OMS戯曲賞」を主催している大阪ガス株式会社の山納洋さんをゲストに迎え、これまでの変遷と今後の展開についてお聞きしながら、これからの「劇都仙台」における〝戯曲賞〟や〝演劇プロデュース公演〟について一緒に考えます。

▷ファシリテーター 森忠治(舞台芸術プロデューサー)

▷第一部:報告 八巻寿文(せんだい演劇工房10-BOX 二代目工房長)
▷第二部:トークセッション ゲスト 山納洋(大阪ガス(株)近畿圏部)
 

連続シンポジウム「劇都仙台のこれから#7」とは

せんだい演劇工房10-BOXの10周年を機に、これまでの劇都仙台をふりかえり、これからを展望します。 2011年にスタートし、2012年3月12日の最終回を予定しながら実施がかなわなかった2つのテーマ#7「戯曲賞+演劇プロデュース公演」#8「場としての劇場を考える」と最終回#9の3回を考えるテーブルとして開催します。

 

劇常茶飯事とは

劇場の日常は遊びゴコロとふしぎがいっぱい―。
若林区卸町にある「せんだい演劇工房10-BOX」は、2002年のオープンからとうとう10周年を迎えます。
劇常茶飯事は、満を持して!?10-BOXが卸町のホームタウンをたびたびとびだして、「せんだいメディアテーク」の〝考えるテーブル〟で、今気になっていること、私たちを取り巻く社会で起こっていること、文化のこと、舞台芸術のこと、演劇のこと、民俗芸能のこと…などなど、集うみなさんとフラットに語る〝寄合(よりあい)〟の場です。

河北新報社コミュニティサイト「ふらっと」
10-BOXブログ『劇常茶飯事』:http://flat.kahoku.co.jp/u/10-BOXengeki

劇都仙台:http://www.gekito.jp

劇場茶飯事『連続シンポジウム『劇都仙台のこれから』」 「#7戯曲賞+演劇プロデュース公演」レポート

■ 日 時:2012 年 6 月 24 日(日)14:00−17:00
■ 会 場:せんだいメディアテーク7F スタジオa
■ 主催:公益財団法人仙台市市民文化事業団
■ 企画・制作:せんだい演劇工房10-BOX/森忠治(トライポッド)/せんだい舞台芸術復興支援センター(SPIC)/せんだいメディアテーク

▷ファシリテーター 森忠治(舞台芸術プロデューサー)

▷第一部:報告 八巻寿文(せんだい演劇工房10-BOX 二代目工房長)

▷第二部:トークセッション ゲスト 山納洋(大阪ガス(株)近畿圏部)

■ レポート

連続シンポジウムとして2010年の8月から6回にわたり開催し、最終回2011年3月12日の開催を予定しながら叶わなかったテーマ「戯曲賞+演劇プロデュース公演~地域における戯曲賞の意義」を開催しました。

最初に、ファシリテーター森忠治さんと、せんだい演劇工房二代目工房長八巻により、これまでの連続シンポジウムの経緯にふれ、その後、平成13年に新規事業としてはじまった「仙台劇のまち戯曲賞」と「演劇プロデュース公演」のこれまでについてをまとめた「劇都仙台」の年表(A3サイズ)をもとに、ふりかえりました。4人の大賞受賞者を輩出し、第5回の募集が叶わなかったのはなぜか、現在の状況についての報告を行いました。





休憩をはさんだ後、1994年に開始しこれまで19年続いている関西発の戯曲賞「OMS戯曲賞(扇町ミュージアムスクエア)」を主催している大阪ガス株式会社の山納洋さんをゲストに迎えてのトークセッションを行いました。



山納さんは、1993年大阪ガス(株)に入社後、神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、扇町インキュベーションプラザ、(財)大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。その際に、「OMS戯曲賞」にかかわり、そこで考えたこと、悩んだこと、作品のみならず作家達自身にふれながら、より必要な展開について考えたことを、資料をプロジェクターに投影しながら、率直に話してくださいました。



「イストワール histoire」という、関西に実在した物や実際に起こった事件などを題材とするラジオドラマシリーズがあります。それは「OMS戯曲賞」の最終選考に残った劇作家がラジオドラマを書き下ろし、ラジオの番組で放送するものです。そのラジオドラマで、実在したものを描くことで、より細かく資料を調べる必要も生じ、それは結果的にとても劇作家が力をつけることの一助にもなっているということでした。さらに、後世に語り継がれる地域の物語を紡ぐことで、地域への貢献度、地域への演劇の認知度を上げることにもつながったのではというお話しがあり、演劇が地域へ展開方法の一つとしてとても印象的でした。

終了後、「ふらりと立ち寄ってみて参加しましたが、とても面白かった」「戯曲のことをあまりしらなかったので、大変勉強になりました」と来場の方に声をかけていただきました。
次回もぜひご来場をお待ちしています。

報告:せんだい演劇工房10-BOX

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