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こけし、かだる?

第5回秋保編(ゲスト:遠刈田系工人・佐藤武志さん)

■ 日時:2015 年 1 月 11 日(日)14:00−16:00

■ 会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
■ ゲスト:佐藤武志さん(遠刈田系こけし工人)

■ 聞き手:こけしぼっこ

■ 参加無料、申込不要、直接会場へ
◎こけしをお持ちの方はご持参ください
◎こけしをお持ちでない方もお気軽にご参加ください

■ 問合せ:kokeshibokko@gmail.com(こけしぼっこ)

■ 主催:せんだいメディアテーク、こけしぼっこ

■ 助成:一般財団法人 地域創造

 

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こけしと私の出会いを語り、こけしと誰かの出会いに耳を澄ます。

「こけし、かだる?」は工人(こけしを作る人)のお話をうかがいながら、産地の真ん中で、参加者のみなさんと、こけしとその周辺について語り合う場です。

 

第5回は佐藤武志さん(遠刈田系こけし工人)をゲストにお迎えします。さまざまなお話を伺いながら、こけし語りをたのしみましょう。ご自宅のこけしを(系統問わず)ご持参ください。お持ちでない方もどうぞお気軽に。

 

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《こけしぼっこ》

こけしを愛好する仙台在住の3人組。リトルプレス「こけしの旅の本」の発行や、こけしで遊ぶイベント「こけしぼっこ」などを主催。 市内の幼稚園・イベントなどで、こけしが演じる昔話「こけし劇」の公演もおこなっている。
http://kokeshibokko.jugem.jp

 

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第5回こけし、かだる?「秋保編」レポート

今回の『こけし、かだる?』は、秋保の遠刈田系こけし工人、佐藤武志さんをお招きしました。
写真1
前半の「こけしいじり」では、参加者の方々が、お持ちくださったこけしを前にそれぞれの思いを語ってくださいました。結婚の引き出物や、お見舞いとしてこけしを差し上げたというエピソードや、5歳の女の子が、こけしをポケットに入れて連れ歩き、ままごとをしているという心温まるお話も。
写真2写真3
また、今回初めて、出席できないご本人の代わりに、丁寧なお手紙付きでこけしが参加するということがあり、ご本人の無念さとその情熱に、私達こけしぼっこも胸を熱くしました。

写真4写真5
後半は、佐藤工人の仕事とこれまでの歩みについてお尋ねしました。「人前で話すと脂汗が出てくる。」とおっしゃるシャイな佐藤工人。しかし、終始穏やかな話しぶりで、会話も弾み、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
秋保こけしの伝統を踏襲しながらも、独自の技を磨き続けた佐藤工人の仕事は、「極小」「やみよ」「独楽」の3つに分けられます。
写真6写真7
「極小」の作品たち。こけし、郷土玩具、台所道具、その全てが縮小されています。こけしにいたっては、粟粒大で、虫眼鏡で見なければ、それがこけしとはわからないほど。実際に、あまりにも小さすぎて、作っている最中に紛失することもしばしばあるそうです。
写真8
「やみよ」は、もともと赤ちゃんのガラガラで、輪がはまった棒をにぎって振ると、カタカタと優しい音がします。その「やみよ」の仕組みを応用し、何十本、何百本もの輪がはまったこけしやだるまが生まれました。
写真9
また、一見こけしに見える「独楽」は、開けてびっくりの楽しい工夫が凝らされています。どれも一筋縄ではいかない魅力にあふれています。

ろくろの前で得たインスピレーションを形にしてきた佐藤工人の技術力、会場からも「ぜひ後世に伝えてほしい」という声が上がっていました。これからどんな作品が生まれるのでしょうか。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
写真10

報告:こけしぼっこ

さらに詳しいロングレポートはこちら

第5回こけし、かだる?「秋保編」ロングレポート(PDFファイル/928KB)

 

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