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こけし、かだる?

第4回鳴子編(ゲスト:鳴子系工人・桜井昭寛さん)

■ 日時:2014 年 6 月 22 日(日)14:00−16:00

■ 会場:せんだいメデイアテーク 7f スタジオa
■ ゲスト:桜井昭寛さん(鳴子系こけし工人)

■ 聞き手:こけしぼっこ

■ 参加無料、申込不要、直接会場へ
◎こけしをお持ちの方はご持参ください
◎こけしをお持ちでない方もお気軽にご参加ください

■ 問合せ:kokeshibokko@gmail.com(こけしぼっこ)

■ 主催:せんだいメディアテーク、こけしぼっこ

■ 助成:財団法人 地域創造

 

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こけしと私の出会いを語り、こけしと誰かの出会いに耳を澄ます。

「こけし、かだる?」は工人(こけしを作る人)のお話をうかがいながら、産地の真ん中で、参加者のみなさんと、こけしとその周辺について語り合う場です。

 

第4回は桜井昭寛さん(鳴子系こけし工人)をゲストにお迎えします。さまざまなお話を伺いながら、こけし語りをたのしみましょう。ご自宅のこけしを(系統問わず)ご持参ください。お持ちでない方もどうぞお気軽に。

 

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こけしぼっこ

こけしを愛好する仙台在住の3人組。リトルプレス「こけしの旅の本」の発行や、こけしで遊ぶイベント「こけしぼっこ」などを主催。 市内の幼稚園・イベントなどで、こけしが演じる昔話「こけし劇」の公演もおこなっている。

http://kokeshibokko.jugem.jp

 

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第4回こけし、かだる?「鳴子編」レポート

写真1

こけし、かだる?は今回で4回目。
鳴子系こけし工人の桜井昭寛さんをお迎えしました。
会場にはこけし囃子が流れ、第60回全国こけし祭りのポスターが貼られ、楽し気な雰囲気に。
昭寛工人はたくさんの種類のおひなさまこけしをお持ちくださいました。
師匠の昭二工人の貴重なこけしもずらりと並び、他にもこけし工人仲間に声がけして借りてきていただいたというこけしや柳宗理さんデザインの木地玩具が。
華やぐ会場に、開始前から貴重なこけしの数々に注目が集まりました。
参加人数は約40名。
写真2 写真3
昭寛工人に鳴子系こけしの特徴を説明していただいて、参加者の方のお話を伺うこけし語りから。
長い間工人さんと交流されているベテラン愛好家さんや、
初めて買ったこけしの話をしてくださった女性。
震災の津波被害にあったこけしの話を聞かせてくださった男性も。
西公園にあるこけし塔の話に「へえ!」と言う声が上がる場面もありました。
写真4 写真5
こけし工人のある一日では、材料のミズキをいかに白く保つかといった鳴子こけしならではの話や、こけし祭りの準備で一日忙しく打ち合わせをする様子をお聞きし、
ある1年では地域の結びが強く活動も活発な鳴子の様子を、
ある人生ではこけしクラブの話や、季節問わず製作するおひなさまこけしの話を伺いました。

昭寛工人は「面白いからやる」と、こけし製作や地域の活動に取り組む姿がエネルギッシュ。
伝統工芸の世界や地域の結びつきが強いと固定観念にとらわれがちと考えてしまいますが、
伝統を大切にしながらも、ワクワクしながら新しいことに挑戦する姿は芸術家を思わせます。
写真6
最後に参加者の方々に感想を伺いました。
津波で命は助かったけれど家が流され、「あのこけしはどうしただろう?」といった震災の話や、会場のみなさんのこけしの思い出話を聞いて自分を振り返るような意見が出ました。
今回は工人さんの話だけではなく、こけしを介して東北ならではの暮らしや想いを感じられる回になりました。
写真7
報告:こけしぼっこ

さらに詳しいロングレポートはこちら
第4回こけし、かだる?「鳴子編」ロングレポート(PDFファイル/934KB) 

※こけしぼっこのブログ内にある報告もご覧ください。
http://kokeshibokko.jugem.jp/?eid=355(前編)
http://kokeshibokko.jugem.jp/?eid=356(後編)

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