考えるテーブル

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てつがくカフェ

第14回「震災と映画」(シネマ)

第14回てつがくカフェ
ショートピース!仙台短篇映画祭2012関連イベント

■ 日時:2012 年 9 月 15 日(日)17:30−18:00(開場:17:00)
■ 会場:せんだいメディアテーク 1f オープンスクエア
■ ゲスト:冨永昌敬さん(『311明日』参加監督)、佐々木敦さん(評論家)
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ
■ 問合せ:tanishi@hss.tbgu.ac.jp (西村)
■ 主催:せんだいメディアテーク、てつがくカフェ@せんだい、
仙台短篇映画祭実行委員会

 

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■ 311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト作品『明日』から考える
震災以降、被災地の〈リアル〉を伝えようと数多くのドキュメンタリー映画が制作されつつあります。しかしながら、作り手の意図によって世界が切り取られ編集されていく以上、映画という表現方法にはどこまでも〈フィクション〉の要素が付き纏っているとも言えます。
『311明日』—今回のシネマてつがくカフェで取り上げるこの映画は、そういった震災のドキュメンタリー映像ですらありません。41人の映画監督1人ひとりが「3分11秒」という条件、そして「明日」というキーワードをもとに多様な切り口で震災を描いた、まさに〈フィクション〉としての映画です。それは、震災を敢えて〈フィクション〉として描くことで、ドキュメンタリーやニュース映像では捉え切れない震災がもつ問題性をあらためて私たちの前に焙り出そうとする、〈映画表現による震災理解の試み〉とも言えます。
「震災を〈フィクション〉の対象にするとは何事か!」、「〈フィクション〉という表現で震災を描くのは不適切ではないのか!」。このような〈フィクション〉としての映画表現の試みに対しては、その上映時期や受け手の考え方などによって様々な反応があったと聞いています。震災から1年半を迎えた今、あなたは、この映画をどのように受け止めるでしょうか?
今回の「考えるテーブル シネマてつがくカフェ」では、『311明日』を鑑賞後※、ゲストを交えて映画の感想を語り合いながら、〈リアル〉、〈ドキュメンタリー〉、そして〈フィクション〉などといったキーワードをもとに(もちろんそれ以外のキーワードでも構いません)、震災後の〈表現〉をめぐる可能性や問題性、さらにはその限界について参加者の皆さんとともにじっくりと考えてみたいと思います。みなさま、ぜひご参加ください。(西村高宏 てつがくカフェ@せんだい)

 

※映画『311明日』は、9/15(土)15:00〜 7fスタジオシアターで上映します。入場料は一律500円。http://www.shortpiece.com/prg_c.html

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〈ショートピース!仙台短篇映画祭とは〉
仙台市内ではスクリーン上映される機会の少ない「短篇映画」をぜひ多くの人たちに観てもらいたいという思いから、仙台市内の社会人・学生を中心とした有志によって2001年11月から毎年開催している映画祭です。

HP: http://www.shortpiece.com/
Twitter : http://twitter.com/short_piece

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てつがくカフェとは
てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、そもそもそれって何なのかといった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら、「哲学的な対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。

てつがくカフェ@せんだい http://tetsugaku.masa-mune.jp

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