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志賀理江子レクチャー

第二回

第二回 〈コミュニティの中へ − 宇宙人だった〉
 
■ 日時:2011 年 7 月 24 日(日)13:00−15:00
■ 場所:せんだいメディアテーク1階オープンスクエア
■ 参加無料、直接会場へ(30席程度)
■ 問合せ:せんだいメディアテーク 企画・活動支援室 022-713-4483

志賀理江子レクチャー 第二回 レポート

2011 年 7 月 24 日(日)

志賀理江子レクチャーの第二回が開催されました。


今回は、〈コミュニティの中へ − 宇宙人だった〉と題して、志賀さんが名取市の北釜地区に移り住み、どのようにして集落のコミュニティーに入っていったのか、またそこにはどんな生活がありどんな発見があったのかお話をいただきました。

北釜地区とは仙台空港の東側で貞山運河と海の間に位置しており、半分以上の方が専業農家を営んで生活している海辺の集落です。この北釜地区の海岸の松林と海が作り出す不思議な景色に魅せられ、その瞬間に絶対にここに住みたい、住むしかない、と思ったという志賀さん。当初はこの北釜を舞台に作品制作をするつもりはなく、東北で制作を行うための基地・アトリエとして構えたそうで、そしてそれは同時に「イメージの中に住む」ことでもあったようです。


町内会長から「町の専属カメラマン」として北釜に住むことを認められてから、アトリエを構え、集落のコミュニティーに入り込んでいくために無我夢中だった、と志賀さん。突然やってきた「宇宙人のような」自身を受け入れてもらうために、1軒1軒のお宅に挨拶に回ったり町のさまざまな行事にカメラマンとして参加したこと、またそこで見た人々の生活に衝撃を受け動揺したこと、またそれらの新たな経験と、松林と海に囲まれたアトリエに戻ったときに感じる初期衝動とのギャップが体の中に蓄積していった感覚があったようです。北釜に住まわせてもらうことと、専属カメラマンとして自身が写真をとることをエクスチェンジとして金銭を介さずに成立させ、最初こそ警戒されていたものの今では志賀さんの自宅に野菜を届けてくれる方がいたり、志賀さんへの呼び名が親密になってきたことが、北釜のみんなに認められたようで嬉しいともお話くださいました。





60名以上の方が聞き入ります






参加者との質疑応答






参加者の残したメモ



次回は8月7日(日)、〈オーラルヒストリー-血肉の唄と言葉と身体〉と題して、北釜に住んでいる方々へ何十人も何十時間ものヒアリングを行った話をしていただく予定です。個人の中の記憶について、またそれを外に話すこと、そしてその言葉を志賀さん自身の身体にいれる、ということなどについて語ります。


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