考えるテーブル

お問い合わせ

せんだいメディアテーク
企画・活動支援室
980-0821
仙台市青葉区春日町2-1
tel:022-713-4483
fax:022-713-4482
office@smt.city.sendai.jp
←前のページへ

3.11定点観測写真アーカイブ

第2回公開サロン「みつづける、あの日からの風景」

■日時:2012 年 6 月 16 日(土)14:00−16:00
■会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa
■参加無料、申込不要、直接会場へ

■問合せ:NPO法人20世紀アーカイブ仙台

tel 022-387-0656 fax 022-387-0651
e-mail npo@20thcas.or.jp
URL: http://www.20thcas.or.jp/

■主催:せんだいメディアテーク、NPO法人20世紀アーカイブ仙台

 

公開サロンでは、震災の記録写真を撮影した市民の方々をゲストに迎えます。震災後間もなく撮影された写真と、その後、震災から日が経つ中で撮影された写真を、撮影者ご本人に紹介して頂きます。これらの写真をもとに、震災体験を参加者のみなさんと話し合い、今後の定点観測にむけ、撮影の場所/時期/方法など、アイデアを一緒に考えます。

————————————————————

今回の公開サロンで紹介する写真
▶仙台市青葉区
  ・前日(4月7日)の最大余震で再び停電し
     非常灯が灯るアーケード街(2011年4月8日)
  ・西公園での夜桜(2011年4月22日)
▶仙台市太白区
  ・倒壊した鹿落旅館と通行止めになった道路(2011年3月23日)
▶仙台市泉区
  ・地震直後、泉警察署前の信号機は点灯していた(2011年3月11日)
  ・停電のためレジは使えず、コンビニでは計算機で精算(2011年3月11日)
  ・八乙女駅修築工事(2011年4月7日)
▶松島町
  ・マリンピア松島水族館付近で汚泥の片付けをする地元の方々(2011年3月29日)

————————————————————

みなさんの震災記録写真を募集しています。公開サロン当日、会場へ直接お持ちください。

ご自身で撮影した写真をDVDなどのメディアに記録し、各写真ごとに下記の掲載情報を添えておもちください。

1 撮影者名(ハンドルネーム可)
2 撮影場所
3 撮影日時
・携帯電話画像可。
・仙台市、宮城県内市町村および東日本大震災で被害を受けた全地域。
・その写真についての特筆事項がありましたら、 お知らせください。
・写真は、NPO法人20世紀アーカイブ仙台とせんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」で共同所有させていただきます。

※この募集は定点観測写真に限ったものではありません。

————————————————————

3.11定点観測写真アーカイブ・プロジェクトとは

このアーカイブ・プロジェクトは、東日本大震災で被災した宮城県内各市町の震災直後の様子、および震災から定期的に定点観測し復旧・復興の様子を後世に残し伝えるために、市民の手で記録していくものです。これから市民のみなさまから記録者を募っていくとともに、その情報交換・活動の場を公開サロンとして定期的に行っていきます。

これらの定点観測写真は、NPO法人20世紀アーカイブ仙台とせんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」で記録・公開し、市民参加で震災を語り継ぐ記録としていきます。

宮城県新しい公共の場づくりのためのモデル事業

————————————————————

第2回3.11定点観測写真アーカイブ・プロジェクト 公開サロン「みつづける、あの日からの風景」レポート

第2回にあたる6月16日は、約20名のお客様がご来場くださったなか、定点観測のありかたについて今回も意見が交わされました。

2回目レポート1

前回同様、キッチリ同じ場所を撮るのは難しい、という意見や、仙台市中心部は復興が早かったため、今撮っているのに、震災前を撮っているかのような錯覚になる、という意見が印象的でした。
また、地元の人間が、地元を定期的に撮る、という方法がよいのでは。という意見や、家の中の様子を撮るのは難しいが、子どもの成長ぶりを写すことで震災から時間の経過が分かるという意見もありました。

2回目レポート2

お客様の中に東京から来た方がおり、被災していない地域ではマスコミの報道(津波被害)しか知らないので、市民の生活ぶりを初めて知った。被災していない地域に広く伝えるため、このような取り組みは必要だと思う。より伝えるため、今後はもっと広く知らせていくための方法を考えていかなければならないのでは。という貴重な意見も出されました。

2回目レポート3

被災地の責任として、10年後、100年後という後世の減災免災に役立てるためにも、被災していない地域の方の意見は、自分たちの活動を明確にすると感じました。

報告:NPO法人20世紀アーカイブ仙台

トピックス